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ガーシュウィン(GERSHWIN, George)

生年月日:

1898/09/26

没年月日:

1937/07/11

享年(満年齢):

38歳

出身地:

アメリカ

性別:

星座:

てんびん座

音楽様式:

近・現代(19世紀終わり頃~20世紀)

「近・現代」様式では、作曲家たちはさらに自由で実験的な作品を発表するようになりました。20世紀を迎え、社会情勢の変化や科学技術の発達に伴い、これまでになかった響きや斬新な表現を求められたのです。これまでの「ロマン主義」の直接的で力強い表出性を持つ表現に対し、ドビュッシーらによる「印象主義」の作曲家は、ほのめかすような控えめな表現を特徴とし、光や風などのイメージの世界を表現しようとしました。一方でドイツ、オーストリアでは特殊な楽器奏法を用いた作品を書き、人間の内的な体験を表出しようとする「表現主義」と呼ばれる動きが起こりました。またこれらの傾向への反発や、急激な調性の崩壊に対する危機意識から「バッハに帰れ」を合言葉に、意識的にバロック時代の組曲などの形式を使用して古典的な形をとる「新古典主義」の音楽が作られるなど、20世紀の芸術音楽はそれまでにない多様性を生み出すことになりました。
(参考書籍:大人の音楽史入門、よくわかる!西洋音楽史)

ガーシュウィン GERSHWIN, George 年表

ガーシュウィン(GERSHWIN, George)の人物像

ガーシュウィンはポピュラー音楽とジャズをクラシックと融合させ、新しいジャンルの音楽を作ったアメリカを代表する作曲家の1人である。

ニューヨークに生まれたガーシュウィンは12歳でピアノを始め、後に作曲をヘンリー・カウエルらについて勉強した。

1919年にガーシュウィン作曲の歌曲「スワニー」が黒人歌手アル・ジョルソンによってレヴュー「シンドバッド」の中で歌われると、「スワニー」の楽譜の売れ行きは100万部を突破し、レコードの売り上げが250万枚に達するという大ヒットを記録し、ガーシュウィンは作曲家としての頭角を現わした。

24年には指揮者ホワイトマンの委嘱でジャズのイディオムをピアノ協奏曲の形式で書いたピアノと管弦楽の曲「ラプソディー・イン・ブルー」が絶賛を浴び、彼は続けて、ジャズのリズムの「ヘ調のピアノ協奏曲」(25年)や、「パリのアメリカ人」(28年)などを作曲し、大成功を収める。

しかし、ガーシュウィンは32年頃からアメリカのオペラ作曲への野心に燃え、アメリカ南部のチャールストンで黒人の音楽や生活を研究し、35年に兄アイラから作詞の協力を得てオペラ「ポギーとベス」を書き、空前の成功を収めた。

ピアノ曲では「3つの前奏曲」が有名である。

(出典:ピアノレパートリーガイド

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