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バッハ(BACH, Johann Sebastian)

生年月日:

1685/03/21

没年月日:

1750/07/28

享年(満年齢):

65歳

出身地:

ドイツ

性別:

星座:

おひつじ座

音楽様式:

バロック(16世紀末頃~18世紀中頃)

「バロック」様式の時代、音楽家という職業は職人性を強め、宮廷音楽家、教会音楽家、都市音楽家としてそれぞれの立場に応じた活動を行っていました。なかでも、宮廷はこの時代の最も重要な音楽の担い手でした。世は絶対主義王政の時代で、音楽家もまた彼らの庇護を求めることとなりました。通奏低音というシンプルな楽器伴奏を伴う技法やオペラの前身が生まれ、「新しい音楽」として創作されました。また、ヴァイオリンやトランペットなどの器楽の演奏技術が向上したことで、作曲家は特定の楽器を想定して曲を書くようになりました。バロック時代は量的にも質的にも声楽と器楽がかなり同等な重要性をもつようになりました。
(参考書籍:大人の音楽史入門、よくわかる!西洋音楽史)

バッハ BACH, Johann Sebastian 年表

バッハ(BACH, Johann Sebastian)の人物像

ヨハン・セバスチャン・バッハは200年に50人以上の音楽家を出した家系に生まれたが、10歳のときに両親を失い、長兄のヨハン・クリストフ・バッハ(名オルガン奏者/作曲家パッヘルベルの弟子)にひきとられて鍵盤楽器の手ほどきを受けた。

その後、1703年に18歳でアルンシュタットの教会オルガン奏者に就任、08年にヴァイマール、17年にケーテン、23年にライプチッヒと移り住み、各地で教会や宮廷の楽師長の職につきながら、演奏、作曲、指導にはげんだ。

バッハは敬虔なキリスト教徒で、良き家庭人であり、死別した妻マリア・バルバラと再婚した妻アンナ・マグダレーナの間に20人の子供をもうけ、そのうちの4人が音楽家として名を残している。

バッハは宗教曲、管弦楽器曲、協奏曲、室内楽曲、鍵盤楽器曲に膨大な作品を残しているが、鍵盤楽器曲は今日のピアノの学習に欠かすことのできない重要な作品である。

それらはバッハが自分の子供たちのために書いた「アンア・マグダレーナのためのクラヴィア小曲集」「インヴェンション」「シンフォニア」「平均律」を含む「イギリス組曲」「フランス組曲」「イタリアン・コンチェルト」「パルティータ」「トッカータ」などで、それらの作品にバッハは"厳格な対位法に基づいた多声部音楽"を展開した。

そして、彼の"対位法"は「フーガの技法」(未完)で1750年に頂点を極めた。

なお、バッハと同じ1685年に生まれた作曲家にはヘンデルとドメニコ・スカルラッティがいる。

(出典:ピアノレパートリーガイド

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