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自分の音で奏でよう! ~ベルリン・フィルのホルン奏者が語る異端のアンチ・メソッド演奏論~


ベルリン・フィルで30年以上にわたりホルン奏者を務め、世界各国の若手音楽家の育成に尽力してきたファーガス・マクウィリアムによる画期的提言。
演奏の上達に本当に必要なことは何か?
従来の因習的な指導法の問題を突き、経験に裏打ちされた本質的・実践的な独自のアプローチを語る。

※大変申し訳ありませんが、こちらの商品は絶版でございます。

商品情報

商品コード
GTB01091762
発売日
仕様
A5判縦/244ページ
商品構成
書籍
JANコード
4947817252658
ISBNコード
9784636917628
著者
ファーガス・マクウィリアム
監修
中島 大之
訳者
岩井 木綿子
楽器
金管楽器

商品の説明

【「ホルン界の異端児」への賛同の声、続々!】

"すごい!のひと言。言いたくても表現できないでいたことが、全部言葉にされている!"

"大学入学したての頃にこの本と出会いたかった!"

"ホルンに関する文献に、重要な書物が新たに加わった。 金管奏法のカリスマ指導者、アーノルド・ジェイコブズを信奉する人々もぜひ一読すべきだろう。"

+ + +

「……実践編においては、奏法に関する詳細な説明はほかに類を見ない。
とりわけ、呼吸法に関する記述でかつてこれほど細部に渡って説明された書物があっただろうか?

我々が薄々と感じていながら、言葉にできなかった事柄を、彼は次から次へと明快に言葉にしていく。
どのページを開いても、彼の言葉は自信に溢れている。これまでの因習的な教授法や、練習法、演奏法、さらに人間関係にまでアンチテーゼを投げかける。世界のホルン界で先陣を切った、勇気ある発言というべきであろう。

本書は右手の使い方など、ホルンの奏法における一部の専門的な記述を除いては、ホルンのみならず、あらゆる楽器の演奏家、音楽学生、音楽教師、音楽愛好家を、その新しい考え方で、実践的、そして哲学的に導いてくれる必読書であるといえる。」(中島大之)――監修者解説より抜粋

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【目次】
●第1部―観念的な問題と人間関係

第1章 人間関係と異端的考え方

1.1 真理と異端
1.2 なぜ教師が必要か?
1.3 承認と権限
1.4 異端:あぶない言葉と危険思想

第2章 マインドゲーム、考え方、戦略

2.1 練習:依存症、罪悪感、マゾヒズム(「肉体の酷使」)
2.2 変化に対する恐れ
2.3 ウォーミングアップという幻想(異端論―禁句)
2.4 ホルン性難聴
2.5 卵(ピーター・センゲばりに)
2.6 木を見て森を見ず

第3章 相対性ホルン論

3.1 状況判断
3.2 ロビン・フッド――ある逸話から
3.3 炎と光――イメージしてみよう
3.4 音vs.音楽?
3.5 正しい右手の位置
3.6 金管らしさ
3.7 単語ゲーム

第4章 プレッシャー

4.1 注目を浴びる
4.2 殻を脱ぎ捨てる
4.3 「ライト・スタッフ」(野望、情熱、欲求)


●第2部―実践編

第5章 お待ちかねの……技術的な問題

5.1 アンブシュア
5.2 呼吸法――吹くことについて知ろう
5.3 上吹きと下吹き
5.4 正真正銘役に立つ、効果的なエクササイズ

第6章 オーディション

6.1 理想の手段ではないけれど
6.2 オーディションのタイプ
6.3 音楽的なこと以外で役に立ちそうなヒント
6.4 オーディションの真実をめぐる10の戦術

エピ/プロ/ローグ
謝辞
参考文献
監修者解説 中島大之(国立音楽大学教授)

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■著者:ファーガス・マクウィリアム

スコットランド生まれ。15歳の時に小澤征爾が指揮するトロント交響楽団でソリストとしてデビュー。デトロイト交響楽団(1979~82年)、バイエルン放送交響楽団(1982~85年)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1985~2019年)のホルン奏者を務める。これまでにカラヤン、バーンスタイン、クライバー、クーベリック、アバド、ラトル、ヴァント、ジュリーニ、ハイティンク、ヨッフム、テンシュテット、チェリビダッケ、小澤征爾、ムーティ、ブーレーズ、アーノンクール、バレンボイム、ブロムシュテット、コープランドなど多くの指揮者と共演。

1988年、ベルリン・フィルハーモニー木管五重奏団創設時のメンバー。1998年、ベルリン・フィルのホルン・セクションがそのまま独立したアンサンブル「ベルリン・フィルのホルン」を創設。ヨーロッパ、アメリカ、東アジア諸国の各地でソロと室内楽の演奏旅行を行う。

後進の指導にも熱心に取り組み、ベルリン・フィル・アカデミー、ハンス・アイスラー音楽大学、王立音楽アカデミー、王立音楽大学、ギルドホール音楽院、スコットランド王立音楽院、パリ国立高等音楽院、東京藝術大学、カーティス音楽院で教鞭を執り、数多くの教え子が世界の主要オーケストラに入団している。

■監修者:中島 大之(なかじま・ひろゆき)

札幌生まれ。幼少の頃よりヴァイオリンを学び、14歳でホルンを始める。東京藝術大学音楽学部器楽科ホルン専攻卒業。東京フィルハーモニー交響楽団を経て、1989年から2012年までNHK交響楽団ホルン奏者。94年文化庁在外派遣研修員として英国・ロンドンに留学。2012年から国立音楽大学教授、2020年からは昭和音楽大学教授。日本ホルン協会会長。

■訳者:岩井 木綿子(いわい・ゆうこ)

英語ほんやく工房たてよこ屋幹事。筑波大学比較文化学類卒。主な訳書として『ドラゴンハンターロイ・チャップマン・アンドリューズの恐竜発掘記』(技術評論社)、『オオカミたちの隠された生活』(エクスナレッジ)など。筑波研究学園都市吹奏楽団所属。

絶版
税込:2,970 円
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