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音楽と人間と宇宙


世界の共鳴を科学する

この世界の仕組みには、音楽が組み込まれている。

※大変申し訳ありませんが、こちらの商品は絶版でございます。

商品情報

商品コード
GTB01087543
発売日
仕様
四六判縦/288ページ
商品構成
書籍
JANコード
4947817231349
ISBNコード
9784636875430
監修
柏野 牧夫
訳者
佐々木 千恵

商品の説明

エミー賞を6度受賞したエレナ・マネスが科学と文化の交差点へと案内する、革新的なノンフィクション科学エッセイ。
音楽科学は、今現在私たちのまわりで起きている冒険の一つである。
神経科学においては、脳と音楽の相互作用を理解するために脳の奥深くまで徹底的に調べる。
遺伝学、さらには精神神経免疫学、時間生物学といった比較的新しい分野においては、目新しい研究が行われるようになっていて、
音楽と人間の間の複雑な相互作用を探求している。
私たちの想像力、精神状態、生理機能に非常に強い影響を与えているこの芸術に対する理解は、日々深まってきている。

【目次】
第1部 音楽的な体と脳
音を感じる/音楽が体を演奏する/脳が音楽を演奏する/音楽は遺伝的、生得的な権利か?
第2部 音楽と自己
苦悶と歓喜―人間はどう聴くか/心を曲げる音符たち―音楽は人間を賢くできるか?/音楽は語る/なぜ音楽なのか?
第3部 共鳴する世界
クジラの歌、ゾウのバンド、ダンスする鳥/天球の音楽
第4部 薬としての音楽
痛み、薬―それとも音楽?/次の波?/コンサートホールを超えて


【著者】
エレナ・マネス(ELENA MANNES)
ドキュメンタリー監督。
祖父はニューヨークにあるマネス音楽学院創始者、大叔父はカーネギーホール創設に貢献した指揮者と、音楽家の家系に生まれる。
これまで制作したドキュメンタリー番組に対しエミー賞を6回受賞したほか、国内で数々の賞を授与されている。
本企画は彼女の制作した番組"The Music Instinct: Science & Song"を書籍化したものの翻訳版。
現在ニューヨーク市のコネチカット在住。
www.mannesproductions.com.

【監修】
柏野牧夫(かしの・まきお)
1964年岡山生まれ。幼少期からの電気工作と歌謡曲好きが昂じて聴覚研究の世界へ。
1989年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。博士(心理学)。
現在、日本電信電話株式会社コミュニケーション科学基礎研究所上席特別研究員・人間情報研究部長、
東京工業大学大学院総合理工学研究科物理情報システム専攻連携教授。専門は心理物理学・認知神経科学。
著者に『空耳の科学』(ヤマハミュージックメディア)『音のイリュージョン』(岩波書店)

【訳者略歴】
佐々木千恵(ささき・ちえ)
慶応義塾大学大学院英米文学専攻修了、ノンフィクションの翻訳に従事。
主な訳書に『ショスタコーヴィチ―ある生涯』(アルファベータ、共訳)『インカの神話』(丸善ブックス)
『10代の子って、なんでこうなの!?』(草思社)『支持的精神療法』(星和書店、共訳)
『ドラゴンズドリーム ―ロジャー・ディーン作品集』(スペースシャワー・パブリッシング)
『クイーン 華麗なる世界』(シンコーミュージック、共訳)。

絶版
税込:2,640 円
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