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<著者に聞く> ジェラルド・クリックスタイン氏インタビュー
『成功する音楽家の新習慣』が演奏家たちの熱い支持を集める理由
(2019年2月18日公開)

成功する音楽家の新習慣 商品ページはこちら 2018年9月、ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスより発売された『成功する音楽家の新習慣』が、いま音楽家のあいだで大きな反響を呼んでいます。B5判、360ページ、2800円というボリュームながら、刊行後半年もたたずに第6刷(2019年2月現在)に達するなど、音楽書としては異例のスピードで版を重ね続けています。本書はもともと音大新入生を想定して書かれたものでしたが、発売後はジャンルも楽器も多岐にわたるさまざまな分野の演奏家から熱い支持を集め、プロ・アマ問わずに幅広く読まれていることがわかりました。
現在アメリカを拠点に執筆や講演活動を続ける著者・クリックスタイン氏に、日本での反響を踏まえ、本書執筆の背景、動機についてインタビューを行いました。(聞き手:編集部)

Contents:

著者 ジェラルド・クリックスタイン氏 著者 ジェラルド・クリックスタイン氏 ――オリジナル(原題《The Musician’s Way》)は2009年に刊行されていますが、この本のアイデアを着想されたのはいつ頃でしょうか。

クリックスタイン(以下GK) ご質問ありがとうございます。本日は日本の読者の方々に私の考えをお伝えできることをうれしく思います。また、尊敬する出版社のみなさまが、すばらしい日本語版を出してくださったことに感謝しています。

ご質問への答えですが、私がプロの音楽家として活動を始めてまもない1980年代頃、音楽家が学校で通常教わることと実際に知っておくべきこととの間にはギャップがあると気づきました。つまり、効率良く練習する方法、本番で自信を持って演奏する方法、プロの音楽家として歩んでいく方法など、音楽家なら誰もが知っておくべき核となる考え方が、音楽学校では得てして見過ごされがちで、このようなテーマ全体をきちんと論じた本もないことに気づいたのです。そこで、幅広い問題を包括する本を書いて、連動するウェブサイトも立ち上げることを目指し、自分の考えを体系的に整理して調査を行うという大仕事に取り掛かったのは1990年代後半です。

――「音楽家なら誰もが知っておくべき核となる考え方」とのことですが、声楽を含むすべての楽器の演奏家に向けてそれを1冊の本にまとめるのは、一見とても難しいことのように思えます。ご執筆当初からそのような高いハードルをご自身に課していたのでしょうか。

GK 最初から、楽器の演奏者と声楽家の両方を対象にした本を構想していました。あらゆる音楽家の役に立つことが私の務めだと思ったからでもあり、私自身が楽器と声楽の両方に深く関わっているからでもあります。というのも、私はクラシック・ギターの演奏家として知られていますが、子ども時代から学生時代まで、ギターを弾くだけでなく歌も歌い、さまざまな様式の音楽に親しんできたからです。

――実際のご執筆にはどのくらいの時間がかかりましたか。

GK いろいろと調べて自分の考えを練り上げ、教えながら試行錯誤したのが8年ほど、それから本文の執筆と編集に力を入れたのが2、3年ほどでしょうか。以前所属していたノースカロライナ大学芸術学部から有給のサバティカル休暇をいただいたおかげで、9カ月ほど執筆に専念して本書の初稿を仕上げることができました。

――ご執筆の過程では、どんなことに特に苦労されましたか。

GK 本を書いて出版すること自体が骨の折れるプロセスですし、本書のように多岐にわたる内容を扱う本をつくるのは特に労力のいる仕事です。正直なところ、この本のための調査や執筆は非常に大変で、多くの困難にぶつかりました。とは言え、好きでやっている仕事です。自分がつくっている本が世界中の音楽家にとって役立つ情報源になるという確信はありましたし、音楽を愛する心、そして音楽を教えることを愛する心が、この本を最高で完璧なものにするためなら力の限りどんなことでもしようというエネルギーを与えてくれました。

この本を形にする上で難しかった点のひとつは、読者が本文から必要な部分だけを抜き出して勉強できるような構成にすることでした。できるはずだとは思っていましたが、そのためにどうすればいいかというのは難問で、解決するまでに何カ月もかかりました。その結果生まれた柔軟な構成は本書の強みのひとつで、たとえば、うまく暗譜できるようになりたい方は第1章から第3章までを飛ばして第4章の暗譜の方法について書いた箇所から読むことができます。同じように、演奏不安を克服したい方は第7章から読み始めればいいのです。

――ご著書を出す前とあとで、どのような変化がありましたか。

GK この本を書くことで自分の考えを磨き上げることができ、教師としての力がさらに向上しました。その理由のひとつは、執筆の過程で、音楽を学ぶ方々の知識と能力を伸ばすための新しい枠組みを考え出す必要があったからです。音楽解釈の性質、暗譜の手順、プロフェッショナリズムの本質などを説明するために考え出した新たな枠組みです。さらに、音楽的な概念や込み入った研究内容を、拙著を読んでくださるさまざまな音楽家の心に届く言葉に置き換えて伝えることもできるようになりました。

仙台フィルハーモニー管弦楽団オーボエ首席奏者、西沢澄博氏の投稿より プロの演奏家からの力強い推薦も
(仙台フィルハーモニー管弦楽団
オーボエ首席奏者、西沢澄博氏の投稿より)
――日本では日本語版の発売後、音楽書としては異例のスピードで増刷を重ね、楽器や専攻、プロ・アマを問わず、多くの演奏家の方々から幅広く支持されています。日本での反響をどのように受け止めていらっしゃいますか。

GK 拙著が日本でそんなにも好評だと伺い、非常にありがたく思います。ですが、意外ではありません。私の考えや執筆の流儀は、日本の伝統的な指導法、学習法、演奏法と調和するだろうと思っていましたので。

――日本や日本の演奏家について、どんなイメージをお持ちでしょうか。

GK 以前から、日本人音楽家との交流もありますし、日本文化に対しても非常に敬意を払っています。日本の芸術の伝統、そして仏教の伝統は、音楽、教育、学習、共同体といったものに対する私の考えに通ずるところが多いと感じています。

ツイッター上では日本の読者との直接の交流も見られた ツイッター上では
日本の読者との直接の交流も見られた
(バグパイプ奏者Haruka氏の投稿より)
――ご自身の音楽家としてのキャリアについてお尋ねします。ご専門はクラシック・ギターとのことですが、現在のご活動に至るまで、どのようなキャリアを歩まれましたか。

GK 音楽家としても教育者としてもまだまだ成長を続けており、常に新しいことを学んでいます。私が歩んできたキャリアについて述べる前に、まず背景について少しお話しさせてください。
私の両親は大の音楽好きで、私も子どもの頃から常に音楽に囲まれていました。住んでいたのがニューヨークだったおかげであらゆる種類の音楽に触れることができましたが、私がもっとも強く心を奪われた楽器がギターだったのです。

子どものときに、家の近くにあったギター・ワークショップという学校で趣味としてギターを習い始めました。この学校は、いまはもうなくなってしまいましたが。クラシックとフォークの奏法を習い、弾き語りをしたり、若い音楽仲間と即興演奏をしたりしました。この学校の雰囲気が良かったおかげで人のために演奏したいという気持ちが生まれ、ときおり人前で演奏したり歌ったりするようになりました。10代のときにはほかの人たちに教えられると気づいて、ギターを演奏するだけでなく教えることも始めました。

その後学業を終えてから、ギターの指導方法に欠けている部分があることに気づき、それを補う方法について学んだり執筆や講演を行ったりするようになりました。すべての音大生が受けている教育のうち、本番での演奏とプロとしての成長については補うべき部分が非常に多いことに気づいてからは、研究するトピックの幅を広げ、あらゆるタイプの音楽家を指導するようになり、それが『成功する音楽家の新習慣』の執筆や世界各地での講演活動につながりました。こうした活動を求められる機会が増えたため、いまでは演奏活動をすることはほとんどなくなりましたが、指導、執筆、講演、音楽学校のコンサルタントとしての活動に力を注いでいます。

――ご自身の音楽家修行時代(学生~20代)には、どんな問題意識を持っていたのでしょうか。

GK 大学生のときにもっとも意識していたのは、自分のレパートリーを増やしてスキルを向上させることでした。私も若い芸術家の例にもれず、もっと力を伸ばす必要があると自覚していました。卒業時点では、スキルとレパートリーはプロとして十分通用するレベルでしたが、独立した音楽家として生計を立てる方法についてはあまりよく知らないことに気づきました。それでも何とかやっていくうちに、自分の演奏会やツアーを行う方法や、授業やレッスンの仕事の取り方が少しずつわかってきました。卒業してから2年もすると、年に150回以上の演奏活動を行いながら、非常勤講師の仕事もするようになりました。

私は音楽を職業にすることができましたが、私が受けた教育では音楽業界という込み入った世界に対処できなかったことは明らかでした。いまでも、卒業生が独立したアーティストとしてやっていけるような教育を実施している音楽学校はほとんどありません。ですから、私が現在重視していることのひとつが音楽家の起業家精神とキャリア開発に関する教育で、こうしたトピックについての執筆や講演を行うほか、音楽学校がそうした内容をカリキュラムに組み入れるように力を貸しています。

――本書の第Ⅲ部は音楽家の健康(故障の予防)について多くのページが割かれていますが、ご自身が経験された健康上のトラブルはありますか。

GK これまで健康上の大きなトラブルはありませんでしたが、大学卒業後に左腕が軽い腱炎(けんえん)になったことはあります。これはテクニックを変えることで克服できました。故障の原因は私が解剖学的に正しくない方法で演奏していたからですが、当時は私だけでなく大勢がそういう奏法を教わっていました。当時の音楽教育者たちはいまとは違って、健全な演奏習慣に関する研究に触れることができなかったのです。

書籍と連動するウェブサイトでは、練習計画や本番のスケジュールを管理するための書式がダウンロードできる。 書籍と連動するウェブサイトでは、練習計画や本番のスケジュールを管理するための書式がダウンロードできる。 『成功する音楽家の新習慣』の執筆動機のひとつに、音楽家が心にも身体にもプラスになる習慣を身につけるために欠かせない情報を伝えたいということがありました。音楽家の健康という問題に取り組む上で特に大きな動機をもたらしたのは、1980年代に入り、プロの音楽家で痛みや故障を抱えている人の率が高いことを示す研究結果が出始めたことでした――100%予防できる故障でも、音楽家生命を奪ってしまうことがあるのです。研究にもとづく情報を音楽家にわかりやすい形で伝えることで、あまりにも多くの演奏家を苦しめている問題を防ぐことができればと思いました。

とは言え、私は医師ではありませんから、『成功する音楽家の新習慣』の出版に際しては、当時もっとも優れた芸術医学の専門家にして研究者の一人に依頼し、健康と故障を防ぐことについて書いた2つの章をあらかじめ読んでもらいました。故アリス・ブランドフォンブレナー博士がたんねんに目を通してくださり、内容をすべて保証してくださいました。同じように、日本語版第Ⅲ部の監修者でいらっしゃる古屋晋一博士からも、本書について力強いご支持をいただいています。

――本書の解説は、ご自身のキャリアや経験にもとづく見解と、科学的な知見(解剖学、心理学、認知科学、生理学等)にもとづいた見解のバランスがとても絶妙に感じました。また、アメリカでは音楽家の故障を予防するための「身体教育」(アレクサンダー・テクニークなど)が非常に進んでいると聞きます。アメリカの音楽家は、どのような機会にこれらについて学ぶのでしょうか。

ヤマハ銀座店楽譜売場 「お客様から多くのお問合せをいただいており、反響の大きさを実感しております。当店の『音楽書売上ランキング』では発売以来ずっと10位以内にランクインしており、いまもっとも勢いのある音楽書のひとつです。ピアノの先生や学生を始め、幅広い年齢層の方々がご購入くださっております。」
ヤマハ銀座店楽譜売場 書籍担当者)
GK 本書の科学的な知見と、私自身の長い指導経験にもとづく見解とのバランスに気づいてくださってありがとうございます。実際には、現在の科学的な研究で扱っているのは演奏についての指導や学習に関わる問題のほんの一部にすぎません。自分たちのスタジオであれこれと試行を重ね、効果のあったアプローチを音楽家が実際に使えるようなステップに置き換えるのは、教師の、そして私のような著述家の手に委ねられています。

アメリカで音楽を学ぶ人々が科学的根拠のある指導やアレクサンダー・テクニークのような身体教育を受けるのが一般的かどうかと言いますと、これは音楽学校によっても違いますし、教授陣の性質によっても異なります。ただ、そうした指導がますます受けやすくなってきているのは確かですね。

――同じ第Ⅲ部で、音楽家のキャリアについても触れられています。日本ではこれまで音大生へのキャリア支援は非常にかぎられたものでしたが、近年少しずつ変わり始めています。しかし、「(音楽家の)起業家精神」についての理解はまだ十分には深まっていないように感じます。日本で音楽教育に携わる方々に何か提言をいただけますか。

GK このご質問に簡潔にお答えするのは難しいため、少々長くなりますがご容赦ください。
音楽家の起業家精神には、音楽と音楽的能力によって社会の中で価値を創出することが関わっています。価値の創出という考え方は起業の内容を問わず不可欠なもので、ソフトウェアの作成にも、自転車のデザインにも、ピアノやギターの演奏にも共通して根幹となるものです。起業家精神に富んだ音楽家は、コンサートやレッスンなど、人々から求められる質の高い音楽体験やサービスを提供します。このような音楽家が生み出すものの価値が認められるからこそ、人々はお金を払い、音楽家は自分の仕事で収入を得ることができます。起業家精神に関する一般的な教育についてはすでに多くの文献があり、こうした指導や学習の戦略は音大生にも当てはめることができます。

ですが、私の経験から言えば起業家精神に富んだ音楽家の割合はきわめて少なく、アメリカの音大生に関する研究も私の見解を裏付けています。ですから、音楽学校はキャリア開発の講義を全員必修とし、起業家教育を選択科目として履修できるようにすべきだと考えています。

「キャリア開発」という用語は起業家教育とはまた別で、学生の就職を支援するプロセスをさします。たとえば、音楽教育(5~18歳の児童・生徒の指導)を専攻する音大生は、学習の一環としてキャリア開発のトレーニングを受け、学位取得前に教育実習を行うのが一般的です。アメリカではそうした音楽教師の需要は高く、大学も音楽教育分野の発展に合わせて常にカリキュラムを改訂しているため、音楽教育を専攻した学生は卒業後数カ月もすればほぼ全員が教職に就くことができます。

問題は、それ以外の音楽関係の学位のカリキュラムが音楽業界の変化に対応できていないことです。たとえば、オーケストラ団員になることを目指している音大生は、大学で勉強しながら、オーケストラで演奏したり、オーケストラ曲のレパートリーを学んだり、模擬オーディションを受けたりしてキャリアに備えます。残念ながらオーケストラの正規団員の募集は少なくなっていて、卒業したばかりの人が正規団員になれる可能性はほとんどありません。にも関わらず、音楽大学はオーケストラ奏者を目指す学生をどんどん卒業させるばかりで、プロの音楽家としていまの音楽界に合ったそれ以外の能力を身につけさせるようなカリキュラムは提供していません。その結果、卒業しても就職できない人や、満足できる仕事に就けない人が多くなってしまうのです。

音大にとってより道義にかなった教育戦略は、プロのオーケストラで演奏したいと思っている学生の夢を支援する一方で、そうした学生たちが、音楽に関わるほかの分野の職業にも興味を持ってスキルを得られるようにすることではないでしょうか。指揮、指導、録音技術、アートマネジメント、知的財産管理などの分野です。そうすれば、全員が卒業後すぐに就職して満足のいく収入を得られるようになります。ほとんどの人はオーケストラのエキストラとしても活動し、芸術家として着実に成長を続けていけるでしょう。やがては正規団員になれる人もいるでしょうし、そうでなくても充実した人生を送れるようになるはずです。

つまり、キャリアを意識して音楽を学ぶ人は、学校や履修課程を選ぶ際に、現在そしてこれからの音楽業界で活躍できるよう支援してくれるところを慎重に選んでほしい、ということです。そして、卒業後プロの音楽家として活躍できるようなカリキュラムの提供を理念とする音楽学校は、常にカリキュラムを見直し、現在そしてこれからの仕事の機会に対応できる教育を、学生たちが確実に受けられるようにしていただきたいと思います。

著者が運営するウェブサイトやSNSでは、いまなお活発に演奏家に有益な情報を発信し続けている。 著者が運営するウェブサイトやSNS(FB/twitter)では、いまなお活発に演奏家に有益な情報を発信し続けている。 ――次回作のご予定はありますか。

GK 引き続きさまざまな音楽院や大学で講義やワークショップや研究活動を行いながら、音楽教師、特に大学や音楽学校で学生を教える音楽教師をフォローアップするための本を書きたいと思っています。

――最後に、日本の読者に向けてメッセージをお願いします。

GK 演奏する場があり、また人が演奏するのを手助けすることもできることは、私にとって大きな特権です。毎日、ギターケースを開けたり、文章を書こうとパソコンの前に座ったりするたびに、はかりしれない感謝の気持ちに満たされます。誰かほかの音楽家の成長に貢献できる、と思うと特にその気持ちは高まります。

このインタビューを読んでくださっている方の中には、いままさに音楽の旅を始めようとしている方も、すでに長年にわたって演奏活動をしてきた方もいらっしゃるかもしれません。『成功する音楽家の新習慣』第14章の最後に記した私の考えを改めてみなさまにお贈りして、締めの言葉に代えさせていただきたいと思います(本書328ページより)。

――最後になるが、音楽的に進歩できるかどうかは、どんな才能よりも創造性のプロセスについてのスキルにかかっている。才能はあなたの内なる可能性を表す。生涯にわたって吹き続ける風のようなものだ。創造性のスキル――とくに、本書で取り上げた練習、本番、自己管理のスキル――は、その風を受けて芸術という船を進める帆のようなものだ。スキルをマスターしていけば帆はどんどん大きくなり、もっと多くの風をとらえ、さらにすばらしい成果を出せるようになる。才能という風がそよ風であれ強風であれ、帆がなければ風は吹き去るばかりでどこにも連れて行ってはくれない。
プロの音楽家としてのノウハウを獲得するには時間と勤勉さが必要だが、投資したものは計り知れない報酬をもたらしてくれる。道のりの途中では、勝利を収めることもあればつまずくこともあるだろう。楽に成し遂げられることもあれば苦労を重ねなければならないこともあるだろう。それでも、あなたが進む道はあなたの道であってほかの誰のものでもないのだから、何があろうと受け入れよう。やがて振り返ってみたときには、それまで歩んできた曲がりくねった道にもちゃんと意味があったことがわかるはずだ。

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ジェラルド・クリックスタイン(Gerald Klickstein)

音楽家・教育者。総合的なアプローチで音楽の力を伸ばす指導方法によって国際的に注目される。1992年から2012年までノースカロライナ大学芸術学部の音楽科教授を務め、その後2012年から2016年までは、ボルティモアのピーボディ音楽院で音楽における起業家精神の講座で教鞭を執った。本書は2009年にオックスフォード大学出版局より刊行され、多くの演奏家たちの圧倒的支持を得て同社音楽書部門のベストセラーとなった。現在は、国際的な講演活動のほか、音楽家にかかわりの深いトピックについての執筆活動を精力的に行っている。詳しくは著者のウェブサイト参照。

ジェラルド・クリックスタイン(Gerald Klickstein)

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