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1冊でわかるポケット教養シリーズ

日本の作曲家 團伊玖磨


芸術と教養を旅した求道者、團伊玖磨の軌跡
日本が誇る作曲家をわかりやすく紹介するシリーズが文庫化!

商品情報

商品コード
GTB01100598
発売日
仕様
A6判縦/208ページ
商品構成
書籍
JANコード
4947817293675
ISBNコード
9784636104134
著者
原 伸夫と新・3人の会
監修
團 紀彦

商品の説明

山田耕筰に師事し作曲家を志し、終戦後の日本で作曲家として名をあげ、オーケストラ作品をはじめ、オペラ、吹奏楽作品、合唱作品、童謡、校歌など多種多様な作品を生み出す。また、卓越した筆致の文筆家でもあった。偉大な芸術家にして稀代の教養人、團伊玖磨の作品と素顔に迫る。

◆第一章 伊玖磨の少年時代
團伊玖磨という人/祖父は團琢磨男爵/作曲家を目指して/山田耕筰の鶴の一声/父・伊能の苦悩

◆第二章 伊玖磨の青年時代
東京音楽学校入学/芥川也寸志との出会い/終戦そして再出発/伊玖磨の名作誕生/詩人の夢/NHK専属作曲家へ

◆第三章 楽壇デビュー
《交響曲イ調》/木下順二とぶどうの会/童謡《ぞうさん》の思い/オペラ『夕鶴』への道 /オペラ『夕鶴』の完成/映画音楽の世界へ/〈3人の会〉その結成/〈3人の会〉の始動 /海外オペラ事情視察の旅/〈3人の会〉は解散せず ……

◆第四章 多彩な活動を辿る旅
九州と伊玖磨の縁/伊玖磨と大陸文化/伊玖磨と中国近代音楽史/伊玖磨と三浦半島/創作活動と八丈島/伊玖磨とテレビ/とうきょうエキコンへ寄せる想い/伊玖磨のエッセイ/伊玖磨の知識欲

◆第五章 伊玖磨の音楽
伊玖磨の交響曲/最後の交響曲第6番/管弦楽と室内楽/伊玖磨の歌曲/伊玖磨の合唱曲/伊玖磨のオペラ/伊玖磨と吹奏楽/DAN YEAR2000/永遠の別れ

※ 本書は小社刊『日本の音楽家を知るシリーズ 團伊玖磨』(2018年)を一部加筆修正し文庫化したものです。


■著者について
原 伸夫(はら・のぶお)
横浜市出身。中学時代に團伊玖磨の『パイプのけむり』を読んで以来、團のエッセイ、音楽作品に心酔する。日本作曲家専門レーベル・スリーシェルズの創設者のひとりとして、2004年から2013年まで團伊玖磨、芥川也寸志、黛敏郎、別宮貞雄などの作品を中心にCDや演奏会の企画・製作に従事する。

清道 洋一(きよみち・よういち)
長野県篠ノ井市(現・長野市篠ノ井)出身。土肥泰、三善晃、真鍋理一郎、今井重幸の各氏に指導を受ける。作編曲、舞台演出のほか、先人の作品の舞台初演や蘇演のための楽譜作成などに積極的にかかわる。2015年の芥川也寸志生誕90年メモリアルコンサートでは、編曲・構成者のひとりとしてコンサートを成功へ導いた。日本作曲家協議会会員。「東京博物研究所」代表。第11回弘前桜の園作曲コンクール第1位(下山一二三審査)他、多くのコンクールで評価されている。

德永 洋明(とくなが・ひろあき)
1973年生まれ。小学1年生で「音楽の広場」に出会い、芥川也寸志を心の師と仰ぎ作曲家を志す。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。1996年、也寸志が保存に奔走した奏楽堂における第七回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第2位を受賞。2003年、イタリア・ボローニャでの「2agosto」国際作曲コンクール第3位受賞。2013年文化庁芸術祭大賞受賞作品ラジオドラマ「2233歳」の音楽を担当。作品はオーケストラ曲から吹奏楽曲、室内楽曲、歌曲、合唱曲、ミュージカルなど多岐に渡り再演も数多い。2015年には総譜が行方不明である「八つ墓村」の演奏会用組曲を復元、編曲した。作曲活動と並行してアンサンブルピアニスト、指揮者としても数多くの舞台や録音に参加、優れた音楽性は高い評価を得ている。

西 耕一(にし・こういち)
日本の作曲家を専門に企画・プロデュース・執筆を行う。これまでに放送局、大学、研究機関の依頼による企画協力や、プロオーケストラのプログラム解説執筆で評価される。近年の主な仕事として、日本の管弦楽曲100周年、伊福部昭百年紀シリーズ、芥川也寸志生誕90年、渡辺宙明卆寿記念、佐藤勝音楽祭、菊池俊輔音楽祭、渡辺岳夫音楽祭、黛敏郎メモリアルなどをプロデュース。代表的執筆はCD『松村禎三作品集』(NAXOS)解説など。



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