★世界中のファンが熱望したTOTOの1991年のモントルーのステージが初の映像作品化!
★世界中のドラマーが羨んだジェフ・ポーカロ参加の伝説のステージ!
★ギター、ヴォーカルともに素晴らしい出来栄えのスティーヴ・ルカサーにリードされ、
他のメンバーも絶好調の熱演。会場のファンの熱狂と一体化したパフォーマンスが繰り広げられる!
★世界中のファンが熱望したTOTOの1991年のモントルーのステージが初の映像作品化!
★世界中のドラマーが羨んだジェフ・ポーカロ参加の伝説のステージ!
★ギター、ヴォーカルともに素晴らしい出来栄えのスティーヴ・ルカサーにリードされ、
他のメンバーも絶好調の熱演。会場のファンの熱狂と一体化したパフォーマンスが繰り広げられる!
モントルー・アーカイヴ・シリーズ
膨大な未商品化映像が存在する「モントルー・ジャズ・フェスティヴァル」のアーカイヴを発掘し、
初商品化していく“モントルー・アーカイヴ・シリーズ”がスタート!
第1回発売はTOTOの1991年ライヴを5フォーマットでリリース。しかも世界に先駆けて日本先行リリース!
伝説のドラマー、ジェフ・ポーカロ
メンバーはデヴィッド・ペイチ(kyd, vo)、スティーヴ・ルカサー(g, vo)、ジェフ・ポーカロ(ds)、マイク・ポーカロ(b)に加え、
サポートにジェニー・ダグラス(Back vo)、 フレッド・ホワイト(Back vo)、ジャッキー・マギー(Back vo)、クリス・トルヒーヨ(perc.)を迎えた布陣。
これまで正式なライヴ映像作品としては存在しなかった、翌1992年に他界してしまうジェフ・ポーカロ在籍時のライヴであり、
2015年に他界したマイク・ポーカロの雄姿も観れるとあって、まさに待ちに待ったライヴ映像作品だ。
珍しいジェフ・ポーカロのドラム・ソロにも注目だ!
躍動するスティーヴ・ルカサー
リード・ヴォーカリスト不在の時期ながら、スティーヴ・ルカサーがグイグイとバンドを引っ張っていくリーダーシップが素晴らしく、
ギター、ヴォーカルでともに絶好調のプレイを披露している。
それを支えるメンバー全員が30代半ばであり、勢いと円熟み、そのどちらもがひしひしと感じられる圧巻のパフォーマンスが繰り広げられる。
熱狂するオーディエンス
スティーヴ・ルカサーがリードヴォーカルを取る「オン・ザ・ラン」からスタートし、
『ファーレンハイト』(1986)から「アイル・ビー・オーヴァー・ユー」、
『TOTO IV~聖なる剣』(1984)からは「アフリカ」「ロザーナ」とTOTOを代表する曲が披露され、
バンドも会場も次第にヴォルテージが上がっていき、
ラストのスライ・アンド・ザ・ファミリーストーンのカヴァー「アイ・ウォント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー」では
モントルー・ジャズ・フェスティヴァルの出演者がステージに集結し熱狂のクライマックスを迎える。
観客の興奮と熱狂ぶりがダイレクトに伝わってくるライヴハウスのような会場で100%ピュアなTOTOのステージを収めたライヴ映像として
歴史的な作品となること間違いなしの蔵出し映像だ!
洋楽文化・産業の恩恵を最大に受けた年の頃40代後半~60代半ばの音楽ファンからスティーヴ・ガッドと並んでいまだ別格の人気を誇るドラマーがTOTOのジェフ・ポーカロだ。 マイケル・ジャクソンから小田和正まで、1992年に38歳で亡くなったジェフが関与した名盤は数知れないが、 中でもTOTO結成の契機とも言われるボズ・スキャッグス『シルク・ディグリーズ』(‘76年)が発売から40周年を迎え今ふたたびスポットを浴びているという。 なんでもこのアルバムが発表された’76年を「AOR元年」と捉える向きもあるらしく…。
そんな節目の年に、ジェフの最晩年に近い演奏を捉えたTOTOの’91年のモントルー・ジャズ・フェスティバルの音・映像が発掘される意味は大きい。 聞けばこの発掘は、レコード会社が10年を超える交渉の末に勝ち得た成果だとか。 発表時には「幻の」「奇跡の」とまで云われた、上述のS・ガッドを擁するフュージョン・グループ、 スタッフの映像作品『ライヴ・アット・モントルー 1976』のそれに匹敵したであろう発掘作業の困難と苦労には、 いちリスナーとしては感謝の言葉しか見つからない。
このTOTO『ライヴ・アット・モントルー 1991』の大きな見どころはポーカロともうひとつ。 これまでハードかつエッジの効いたサウンド作りの部分でグループをけん引してきたスティーヴ・ルカサーがヴォーカリストとしてもグループの顔役を務めることになった、 そんな新生TOTOの姿を記録している点だ。多少の手探り感はあるものの、メイン・ヴォーカル不在という逆境を乗り越え、グループとしての新たな局面を切り拓こうというかのような、 フロントマンたる矜持を強く感じさせる演奏を繰り広げている。
2000年代に入ってからのライヴ作品に比べればヴォリューム的にはやや物足りないかもしれないが、 「アイル・ビー・オーヴァー・ユー」「アフリカ」などグループのエッセンスというべき楽曲が、神ドラマー ジェフのリズムと、 ギタリスト ルカサーのメイン・ヴォーカルというロックバンドの原点的フォーメイションで楽しめるのだから、ファンならばこれはもう身を任せるほかはないだろう。
必要に応じリード・ヴォーカルを迎えつつ今なお精力的な活動を続けるTOTOだが、 90年代のこのタイミングでのリセットがその後25年以上~現在に至るまで活動を続けてこられた秘密なのかもしれない。 そういう意味でやはり重要なターニングポイントだった、ということだろう。
逢瀬 成 (おうせなる)
【DVD】【ブルーレイ】にそれぞれ【CD】が付く4フォーマットに加え、日本独自企画として【2LP】そしてTシャツが収納されるデラックス・エディションも発売!
【上映イベント内容】