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裸足のピアニスト~スペインで学んだ豊かな表現と生き方~


私が「日本を出る」と決めた理由。トランクひとつで向かったスペインで学んだこととは。

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商品情報

商品コード
GTB01094969
発売日
仕様
四六判縦/232ページ
商品構成
書籍
JANコード
4947817268376
ISBNコード
9784636949698
著者
下山 静香

商品の説明

3歳でピアノをはじめてから、すべてを犠牲にしてきた。だからピアニストになるのは必然だった。でもあるとき、「自分を表現できていない」ことに気づいた。それは私にとっては死を意味すること。「このままではだめだ。日本を出よう」。そうして私はスペインに向かった……。日本の音楽教育について、スペインで出会った新しい考え方、新しい音楽、支えてくれた人々について、赤裸々に語る。

[目次]
■■はじめに    裸足の理由

■■第一部    裸足の足跡

■第一章    ピアノとの日々

ソルフェージュの記憶
阿修羅の母、菩薩の父
バッハ、バッハの小学生
苦しかった中学時代
「桐朋」という特殊な世界
演劇少女
伴奏の鬼
学校やめます!宣言
ゼロからやり直す!
デビューリサイタル

■第二章    トランクひとつで出会ったスペイン

二回目のリサイタル事件
音楽人生リセットのとき
トランクひとつでスペインへ
マドリードでの冒険、始まる
スペイン語を叩き込む
生活に溶け込んだ芸術鑑賞
愛すべきスペイン人たち
初めての闘牛観戦、そして初めてのスリ被害
寝ても覚めても、スペイン音楽
いざ、バルセロナへ
サラゴサへ、そして帰国
スペイン流の生き方とは?
心の中にスペインを
Interlude I    多彩なスペイン音楽の魅力
Inrerlude II    不滅の演奏家たち

■■第二部    私を動かしている言葉、私を変えた言葉

言葉の花を手渡してくれた人々のこと
advice01    諦めずに続けていれば、そのときがきます
advice02    ピアニストは、三十歳からが勝負です
advice03    〝自分印の音〟をもつこと
advice04    あなたは、外国に行かなきゃダメ
advice05    これは僕の考え方やからね。でも、よかったら、どうぞ
advice06    自分に合うものを見つけて、それをとことん深く掘り下げていくべきよ
advice07    まだ、二日もあるよ!
advice08    食べること、寝ることと同じように、日常生活の流れのなかで演奏活動をとらえた方がいいわ
advice09    時にはリスクをしょってでも、〝表現〟をとるべきよ
advice10    スペイン音楽はね、本当はシリアスなの
advice11    大事なのは、手の大きさじゃないのよ
advice12    ノ・テ・コンプリケス・ラ・ビダ(自分で自分の人生をややこしくしないで)
advice13    歳をとるスピードの方が速くなっていくのよ。そのスピードに負けない方法って、なんだと思う?
advice14    百を知って一を出すようなものです

■著者について
下山 静香(しもやま・しずか)
桐朋学園大学卒。99年、文化庁派遣芸術家在外研修員としてスペインへ渡り、マドリード、バルセロナほかで研鑽。NHK-BS「クラシック倶楽部」「ぴあのピア」、Eテレ「ららら♪クラシック」などに出演。ソロ、室内楽双方で活動、海外アーティストとの共演多数。自治体、大学、カルチャーセンターなどに招かれ、豊富なレパートリーと知識を生かしたレクチャーコンサートを数多く行うほか、美術や文学とのコラボレーション、ラテンアメリカのクラシックシリーズなどユニークな企画を手がける。これまでNHKスペシャル・ドキュメンタリーやドラマ、美術展などにおけるピアノ演奏を数多く担当。CDは《ゴィエスカス》《サウダージ・エン・ピアノ》《ショパニアーナ》など10枚(2017年現在)。執筆分野の活動も幅広く、共著は10冊以上を数える。翻訳書『サンティアゴ巡礼の歴史』ほか。2015年より「下山静香とめぐるスペイン 音楽と美術の旅」シリーズを実施(主催・郵船トラベル)。桐朋学園大学、東京大学 非常勤講師。JML音楽研究所にてスペイン音楽演奏講座を開講。日本スペインピアノ音楽学会理事。

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