>

  • 拡大画像を見る

現代作曲家探訪記


~楽譜からのぞく世界~

作曲家、林光さんによる現代作曲家考察

※大変申し訳ありませんが、こちらの商品は弊社品切れ中でございます。
最寄りの楽器店または書店などに在庫がある場合もございます。

商品情報

商品コード
GTB01089406
発売日
仕様
A5判縦/460ページ
商品構成
書籍
JANコード
4947817239864
ISBNコード
9784636894066
著者
林 光
楽器
鍵盤楽器/木管楽器/金管楽器/弦楽器/打楽器

商品の説明

同時代の作曲家の視点から現代作曲家を縦横無尽に語る評論集。待望の書籍化!

2012年1月に亡くなった日本を代表する作曲家、林光さんによる現代作曲家考察。
楽譜を通じ、時に忘れられ、時に歪められてきた作曲家の真意や、
音楽と時代との関わりなどを読み解く。

【あとがき:池田逸子(音楽評論家)】
【内容】
楽譜からのぞく世界
ヘンツェの足跡
ルイジ・ノーノ
レオシュ・ヤナーチェク
ユン・イサン(尹伊桑)の軌跡
ハンス・アイスラーの歩み
クルト・ワイル
幻のショスタコーヴィチ全集
アルノルト・シェーンベルクの楽譜(私的出会いに沿って)
海賊版とコピイのある風景(間奏曲風に)
ポーランド派のスコア
手書き譜の美
〈異端〉の作曲家群像
パウル・ヒンデミット
オリヴィエ・メシアン
ゴットフリート・フォン・アイネム
スティーヴ・ライヒ
フランシス・プーランク
リゲティ・ジェルジ
バルトーク/コダーイ
クルターグ・ジョルジ
ストラヴィンスキーの周辺
ホアキン・ロドリーゴ
オペラ台本をめぐって(間奏曲風に)
回想 柴田南雄
ヴォーカル・スコアをめぐって
回想 武満徹
編曲をする作曲家たち
1898年生まれ
ジャン・フランセ
テレージンの作曲家たち
スケッチ・草稿・下書き
二十世紀の弦楽四重奏を〈読む〉
日付のある音楽
北米の作曲家たち
リゲティの50年代
ブソッティの華麗な手書き譜
「冬の旅」の変貌
プログラムの記憶(間奏曲風に)
映画音楽の記憶から
ロシア革命直後の音楽
「編曲」者たち
ヤナーチェクの草稿
失われた映画音楽
魔法の角笛
悪意のファゴット たたかうショスタコーヴィチ
楽譜の中の言葉
冬の時代の過ごしかた

■著者プロフィール
林光(はやし・ひかる)
1931年10月22日、東京生まれ。
東京藝術大学作曲科中退。尾高尚忠、池内友次郎に作曲を師事。
1953年間宮芳生、外山雄三と作曲グループ「山羊の会」結成。
同年、「交響曲ト調」で芸術祭賞、1956年「オーケストラのための変奏曲」で
第4回尾高賞、196年映画『裸の島』(新藤兼人監督)の音楽で
モスクワ映画祭作曲賞、1996年ヴィオラ協奏曲「悲歌」で第44回尾高賞など受賞。
作品は器楽曲、声楽曲、劇音楽、映画音楽など多岐にわたり、
合唱曲「原爆小景」をはじめ、社会的メッセージをもった作品も多い。
また日本語と音楽との自然な結びつきを探求。
オペラは『白墨の輪』『白いけものの伝説』『セロ弾きのゴーシュ』『森は生きている』『吾輩は猫である』『変身』『三人姉妹』等々、30作をこえる。
日本オペラへの多大な成果により、オペラシアターこんにゃく座の
芸術監督および座付作曲家として第30回サントリー音楽賞を受賞。
『私の戦後音楽史』(平凡社)、『日本オペラの夢』(岩波新書)、
『林光 作曲家の道具箱』(一ツ橋書房)など多数の著書のほか、
CD20枚+書籍1巻からなる『林光の音楽』全1巻(小学館)がある。
2012年1月5日没。享年80歳。

好評発売中
税込:3,080 円
  • Amazonで購入
  • 楽天ブックスで購入
よくある質問
ページトップへ 特集ポータルページへ