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“6人目のストーンズ”と呼ばれた男 〜 ボビー・キーズ・ストーリー

ジョン・レノンの「真夜中を突っ走れ」やローリング・ストーンズの「ブラウン・シュガー」を初めとする数々名演を聴かせてきたサックス奏者、ボビー・キ―ズの音楽と人生を綴った物語。

『“6人目のストーンズ”と呼ばれた男 〜 ボビー・キーズ・ストーリー』

DVD: YMBA-10683
4,000円(本体価格+税)
2017年8月30日 日本先行発売

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【出演】
ボビー・キーズ、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロン・ウッド、ミック・テイラー、ジム・プライス、イアン・マクレガン、ボビー・ウィットロック、ジム・ケルトナー、ドクター・ジョン、ビリー・ギボンズ、バーナード・ファウラー、リサ・フィッシャー、ダリル・ジョーンズ他

【収録曲】
「ブラウン・シュガー」「リヴ・ウィズ・ミー」「スウィート・ヴァージニア」「真夜中を突っ走れ」「ゼアーズ・ア・ウィル、ゼアーズ・ア・ウェイ」など

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15歳からバディ・ホリーのバックを務め、その後デラニー&ボニーのメンバーとなりエリック・クラプトンとも共演。さらには60年代末から2014年12月に亡くなるまで“6人目のストーンズ”と呼ばれるほど、ローリング・ストーンズのサイド・メンバーとして活躍したサックス・プレイヤー、ボビー・キーズの音楽と生涯を追ったドキュメンタリー。

キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロン・ウッド、ミック・テイラーら新旧のストーンズのメンバーがこぞって出演しインタビューに答えており、ストーンズ・ファンはもちろん、ブリティッシュ・ロック・ファンが絶対に知りたいエピソード満載となっている。

ほかにイアン・マクレガン、ボビー・ウィットロック、ジム・ケルトナー、ビリー・ギボンズ、バーバード・ファウラーらが出演。エルヴィス・プレスリー、ジョン・レノン、エリック・クラプトン、ジョージ・ハリスン、ザ・フーなど大物ミュージシャンと共演してきた名物サクソフォン・プレイヤーの歴史を紐解く貴重なドキュメンタリー作品が遂に登場!

有賀幹夫×寺田正典 2万字対談掲載



trailer

EVERY NIGHT'S A SATUADAY NIGHT

  • “ボビーは間違いなく6人目のストーンズだったよ”
    --キース・リチャーズ--
  • “スタジオを訪れて、まずストーンズの曲を聴いた。そしてジム・プライスも来て一緒に演奏したのが「アイ・ガット・ザ・ブルース」ってスローな曲だった”
    --ボビー・キーズ--
  • “彼が「ブラウン・シュガー」のソロで出したサウンドや、アルバムのほかの曲での演奏は最高に合っていた。彼のほかに適任はいなかったよ”
    --キース・リチャーズ--
  • “「ブラウン・シュガー」のサウンドはボビーそのものだ。彼の音は、とてつもなく重要な要素だった”
    --チャーリー・ワッツ--
  • “ミックはビアンカと結婚する頃の話、俺はジョー・バーグマンに、「キースはどこだ?」と聞くと、「ボビーと一緒にバスルームにいる」と答えた。それでボビーに会ってみたくなった”
    --ロン・ウッド--
  • “ジョン・レノンはセッション前、俺をダコタに招待して、スタジオに入る前に階段の吹き抜けの所でアコースティックギターの曲を披露してくれた。それで、どんなサウンドを出すべきかイメージができたんだ”
    --ボビー・キーズ--
  • “俺の中では今もボビーはサックス奏者としてナンバーワンだ”
    --ボビー・ウィットロック--
  • “パーティに明け暮れ、「毎晩がサタデーナイト」だったね。いつでもどこでも管楽器を持って行っては演奏に参加したよ”
    --ボビー・キーズ--

EVENTS

《ボビー・キーズの名演を聴く》
ゲスト:有賀幹夫×山田順一

EVENTS REPORT

9月1日(金)、銀座山野楽器本店で行われたイベント《ボビー・キーズの名演を聴く》にローリング・ストーンズのオフィシャル・フォトグラファーである有賀幹夫さんと、ボビー・キーズのアルバムのライナーノーツなどを担当された山田順一さんに登壇いただきました。有賀さん所有の貴重な『HOT ROCKS』(シェリー盤)からサックス・ソロなしの「ブラウン・シュガー」や、未CD化のボビー・キーズのシングル、ジム・プライスのソロ・アルバム収録の隠れた名曲を聴きながら、とても興味深い話を披露していただきました。トークショーの内容を是非ご覧ください。



山田:今日は有賀さんにボビー・キーズの音楽をバリバリかけていただこうということなんですけれども。ボビー・キーズの音だけを聴こうというのはなかなかないですよね(笑)
有賀:ない(笑)まあでも映像作品が出るというのも素晴らしいことですよね。
山田:そうですよね。映像の前に本が出てたんですよね。
有賀:そう、『Every Night’s A Saturday Night』(※ボビー・キーズの自伝)という。2012年ですかね。多分この本の流れから映像を作ることになったから、イアン・マクレガンとかも出てるし、まだボビー・キーズが生存中にみんな取材をしているという感じですよね。それで結果、2年前に(ボビーが)亡くなってしまったので、言い方難しいけど、良い時期に作ってくださったのかなって。それでライナーにも書いてあるんだけど、本を作ってるときにキースのオフィスから連絡があって、ボビー・キーズがキースと一緒に写ってる僕が撮った写真を凄い気に入ってるので、本に絶対使ってくれって言ってきたんだけど。使っても良いかって言うので、もちろん喜んでということで本を作っているんだな、しかもキースのオフィスがバックアップしているんだなっていうのが分かったんですよね。それで残念ながらこの本が日本版出ていないので。これも相当面白いんですよ。かなり細かく。でも映像は映像でまたね、ジーンとくるシーンがいっぱいあって。
山田:そうなんですよね。

有賀:じゃあ早速一曲目を。一曲目は寧ろ今回の為に僕も買ったんです。デラボニの69年のイギリスツアー、あれの拡大版なんだけど。これに入ってるヴァージョンが発展したのが要は『スティッキー(フィンガーズ)』の「Can’t you hear me knocking」。発展というか同じ感じだって寺田(正典)さんが言うので、僕も聴きたくなって。これにしか入ってないんで。ピグミーという曲をかけようと思って。CDの(※4枚目の)3曲目ですね。



PIGMY=DELANEY&BONNIE&FRIENDS
『ON TOUR WITH ERIC CLAPTON』4枚組CD版

山田:ジャムセッションですからね。長い。
有賀:長い。ヤバい。
山田:(笑)
有賀:これが寺さん(寺田正典さん)が、「Can’t you hear me knocking」と似てるなぁと言っている。
山田:そうですね。まあフレーズの。
有賀:フレーズっていうか、あとリズムのね。
山田:バックのリズムがね。
有賀:そうだね。では次に行きましょうか。次はボビー・キーズ無しの「ブラウン・シュガー」っていう。多分今日来て下さっている人は皆さんご存知なんでしょうけど。
山田:ボビー・キーズと言えば「ブラウン・シュガー」なのに(笑)
有賀:そうそう。なんだけど、ボビー・キーズが入ってない段階のテイクが間違って入っちゃった『ホットロックス』っていうのがあって。
山田:シェリー盤ですね。
有賀:そう、シェリー盤。それね、知らない人は本当にビックリするんですよね。でも逆説的に、ボビーのソロが入ってないブラウン・シュガーによって、ボビーがどんだけ凄かったかというのが分かるなぁと思って。
山田:なるほど。
有賀:だからその「ブラウン・シュガー」を聴いてみます。
山田:おお!
有賀:かなり、え?みたいなさ(笑)
山田:あっさりしてますよね。デモみたいな。
有賀:うん、そうそう。では今度はレコードに変えます。
山田:とにかくこのレコードが非常に貴重なモノでございまして。
有賀:あぁそうですね。でも一時よりは下がったよね。
山田:入ってちゃいけない音が入ってる訳ですもんね。
有賀:どこかの地区だけ間違ったマスターでプレスして、1,000枚くらいは出荷されたって話なんですよね。だから何100枚程度ではないらしいんですけどね。じゃあかけてみます。
山田:とにかくこのレコードでしか聴けない音ですね。



BROWN SUGAR=THE ROLLING STONES
アルバム『HOT ROCKS』
US シェリー、サックス・ソロなしバージョン

有賀:この音源をかける日が来るとは思わなかったよ。
山田:慣れ親しんだ音がこうなっちゃうんですね。
有賀:最初のヴァージョンですね。これはやっぱ69年にマッスル・ショールズで録音した時の仮テイクみたいな感じなんですかね?と思うんだけど。
山田:あぁそうかもしれませんね。その可能性が高いような気もしますね。
有賀:でもなんでこんな音源が入っちゃったんですかね?それが謎だよね。
山田:アブコさんとロンドン、デッカさんと。
有賀:そうだよなぁ。でもやっぱボビーのソロがないと締まらないよね。ある意味ね。
山田:そうですね。
有賀:こういう言い方なんか失礼だけど、むしろ愛情表現だよね。
山田:はいはい。
有賀:その後エリック・クラプトンのヴァージョンは拡大版でデラックス・エディションで出てきて。あれも良かったですよねぇ。このヴァージョンも入れて欲しかったけど、流石にこれはやっぱりボツテイクなんでしょうね。でもやっぱり歌詞は全部出来てるし、コーラスも入ってるし。ラフだけど。ミックスはあんまりだね。
山田:うーん。
有賀:これはこれで。
山田:はい、とうことで貴重なシェリー盤からお届けさせて頂きました。

有賀:そしたら次は山田さんがライナーを書かれたソロアルバムから。CD持ってきましたよ。これの一曲目を。かっこいいよねこれも。時代。当時のちょっと井上堯之バンドっぽい。
山田:あー(笑)
有賀:(笑)やっぱりその時代のかっこいいところって感じですよね。



STEAL FROM A KING=BOBBY KEYS
アルバム 『BOBBY KEYS』

有賀:これもクラプトンでしょ?多分。ギターがね。
山田:そのような感じがしますね。クレジットが無いんでね、明確ではないですけれども。
有賀:そうですけどもクラプトンでしょうね。
山田:多分ね。
有賀:キースじゃないよね(笑)
山田:(笑)。ちなみにソロアルバムなんですけど、ボビー本人も探してたらしいっていう。
有賀:それよくあるパターンですよ。
山田:ウソかホントか分からないですけど。
有賀:いやいや絶対本当ですよ。
山田:本当ですか?
有賀:よくあるパターンだよね。日本盤だけで出るレア盤とかも含め、ミュージシャンって実は持ってないって言って。俺も探してたって。
山田:聞いた話だと、パリの公演のときに地元のレコード屋さんに電話がかかってきて、ボビー・キーズのレコードないか?って。で、たまたまあるって答えたら、翌日ボビー・キーズとスタッフが来て買って行ったと。それでオランピア劇場のチケットも置いていったと。
有賀:へー。あーいい話ですね。
山田:本当かどうかは分からないですよ(笑)
有賀:本当でしょう。そういうのは絶対本当でしょう。
山田:(笑)
有賀:いい話ですね。へー。
山田:はい。それではどんどん続けて聴いてみますか。
有賀:はい。次はまたCDになってないんだけど。ジム・プライスって、まあボビーの相棒ですよね。で、今回のボビーの映像でもいろいろ証言して出てくる。ボビーとコンビを組んでた。これはトランペットの方なのかな?この人のソロアルバムから一曲。
山田:72年のセカンドアルバムから。
有賀:ですね。一曲目。一曲目に変更。
山田:はい、一曲目。「テイク・ミー」。
有賀:めっちゃくめちゃかっこいいですよ、この人も。



TAKE ME=JIM PRICE
アルバム『SUNDEGO`S TRAVELLING ORCHESTRA』

有賀:凄いかっこいい。かっこいいよね。エドガー・ウィンター・グループっぽくない?ちょっと。一番なんか僕も好きなラインというか。
山田:うん、洗練されてますよね。
有賀:この人凄い才能ですよね。この前にも一枚アルバム出してて。曲も書いて、ピアノも歌もでしょ?
山田:はい。
有賀:相当。ボビー・キーズのソロアルバムも結構この人曲を提供してたりで。
山田:はい。
有賀:2枚しかソロアルバムが無いのが不思議っていうか。
山田:そうですね。
有賀:勿体無いですよね。
山田:DVDにも出てきますけど、譜面から何からこの人が全部。
有賀:そうそうそう。だから相当才能がある人だったんだねぇ。
山田:うん。いやぁ良いアルバムです。
有賀:良いアルバム。これめっちゃくちゃ良いですよ。これはCDになってないけど。じゃあ次はシングルいく?
山田:シングルいきますか。是非。
有賀:ボビー・キーズのシングル。
山田:これもまた貴重なソロ・シングル。リング・オー・レーベルというリンゴ・スターのレーベルから。
有賀:そうですね。これも未CD化だね。
山田:そうですね。
有賀:シングル盤はCDになってない、漏れちゃうの多いですよね。シングルでしか出てない。じゃあこれをかけますか。A面ですね。でもね、これね作曲がトレバー・ローレンスなんですよ。
山田:おお!
有賀:これ寺さんに書かせたら2,000字くらいの原稿すぐ出来ちゃうよね。
山田:(笑)
有賀:トレバー・ローレンス作曲ですよ、寺さん(笑)
山田:(笑) 
有賀:これトレバー・ローレンスってのはあの人だよね。ボビー・キーズが72〜73年のヨーロッパ・ツアーで色々いたずらしちゃて、悪さしてクビになった。本人は自ら辞めたって言ってるけど、ミックから勘当された訳じゃないですか。ストーンズチームから。その後ボビーの代役をやったのがトレバー・ローレンスでしょ?
山田:そうですね。
有賀:で、その人の曲なんですよね。だからここはまたね。
山田:関係性が面白いというかね。
有賀:そうそうそう。だから寺さんの登場が待たれるところ(笑)
山田:はい(笑)
有賀:じゃあ、聴いてもらいますか。



GIMMIE THE KEY=BOBBY KEYS
シングルA面

有賀:やっぱ天才なんでしょうね、この人もね。ワンパターンだけど他の人には吹けないっていうか、ロックの音っていうか。
山田:ロックンロールサウンド
有賀:天才なんですよね。かっこいいですよね。
山田:かなりファンキーでかっこいい。
有賀:かっこいいかっこいい。
山田:もうボビー・キーズらしいブロウが。
有賀:あぁ、そうですね。やっぱりドラッグさえやらなければ、みたいなこと言ってる。あれがなんか映像ならではですね。本とか文章では伝わらないあの表情というか。勿体無いですよねぇ。
山田:うーん、そうですね。まぁでもあの当時のストーンズの中でまともでいろっていうのは大変だったかもしれないですね。
有賀:まぁみんなリタイヤっていうか、脱落していったもんね。プロデューサーでさえそうだもんねぇ。
山田:そうですね。
有賀:プロデューサーのジミー・ミラーって重要人物じゃないですか。トラフィックのファーストを録音しているのが多分『サタニック(マジェスティーズ・リクエスト)』録ってた隣のスタジオかなんかで、ミックが行って結構良いなって言って、うちのもやってくれって言って、それで『ベガーズ・バンケット』からの黄金時代をプロデュースして、やっぱり最後はドラッグで結構もう、、、いなくなっちゃったみないな。
山田:大変だったみたいなね。
有賀:それで78年か79年にモーターヘッドのアルバムをプロデュースしてるんですよね、ジミー・ミラーが。それでエディ・クラークさんて日本の女性と結婚されてまして、その方は仕事を通して凄く仲が良い方なんですね。それでジミー・ミラーの話をどうしても聞きたくて(笑)、インタビューの機会を僕が仲介人としてエディ・クラークさんのインタビューをして頂いたときがあって。
山田:ほう。
有賀:どうしてもジミー・ミラーの話を聞いてくれって言って。そしたらやっぱりね、その時は何て言ってたかなぁエディさん。アル中って言ってたかな。やっぱりね、なかなかスタジオに来ないんだって、遅刻して。そうすると、毎回言い訳が、バスに乗ったら全く違う方向に行って終点まで行っちゃってそっから慌てて来たんだ、とかね。そういう言い訳ばっかりして。だけどもの凄い耳は良かったって。例えば今のテイク良かったとか、それの耳は素晴らしかったって。だけど人間としてはとてもまともに機能しないというか。機能というか、まぁやっぱりルーズというか。そう言ってましたね。
山田:そうなんですね。

有賀:じゃあ次は「スウィート・ヴァージニア」かけますよ。
山田:はい、かけましょう。
有賀:72年のツアーの。今回の映像でも凄く良いシーンですよね。
山田:はい。
有賀:あれと同じ感じを武道館でやってたからね。
山田:あぁ。
有賀:ミックがマイクを差し出してボビーが吹くっていう。
山田:はい。
有賀:あれも凄かったよ、武道館。僕も撮ってたけど。カモン!カモン!っていう一瞬のサインでさ。だってボビーは定位置でふつう吹いてるわけだけど、演出っていうか、もうミックがカモン!って言ったら全力疾走でさ、バーっとミックのところに駆け寄って来てさ、もうなんかあの感じっていうのが今思い出しても泣けるというか。やっぱりいつもミックはそうやって見てる。まぁそういうもんなんでしょうけど。あのシーンはなかなか凄かったよ。感動した。



SWEET VIRGINA=THE ROLLING STONES
『LADIES&GENTLEMEN』ライヴ音源

山田:良い演奏ですよね。それでは最後の曲行きますか?
有賀:最後の曲は、あえてハイドパーク。2013年のハイドパークの「ブラウン・シュガー」にしようと思って。それはどうしてかって言うと、ボビーの遺作はキースのソロアルバム3枚目でしょ?
山田:はい
有賀:それも素晴らしい、素晴らしいっていうのとは違うな。何て言うの?
山田:奇跡的なね。
有賀:うん、偶然だけど。結果論として『スウィート・サマー・サン』が2013年ですよね。
山田:はい。
有賀:2013年のこのテイクがオフィシャルで出てるストーンズとの最後のボビーの音源になる訳ですよね。
山田:なるほど。
有賀:それでこのちょっと前から、また寺さんの話出ちゃうんですけど(笑)、やっぱりちょっとボビーのプレイが甘く、、やっぱり年齢と共に変わるじゃないですか。年齢的にはトシだから、やっぱりちょっと甘くなって来たよねみたいな。それはやっぱりキースも、とか色々話するじゃないですか(笑)
山田:(笑)まあキリが無いですよね。
有賀:うん。で、ボビーもそういう耳で聴くとやっぱりちょっと甘いんだけど、そこを必死で吹いてる姿っていうのはやっぱり目に浮かぶというか。もちろんこれは映像作品にもなってるんだけど。ストーンズを聴くというのはそういうことでもあるじゃないですか。
山田:はい。
有賀:だからそれが感動的だなって思います。
山田:はい。それでその『スウィート・サマー・サン』のヴァージョンを、という事ですね。
有賀:はい
山田:しかもアナログで。
有賀:そう。CD探したけどちょっと分かんなくて。
山田:では是非アナログで聴いてみましょう。
有賀:これは僕も行ったけどね。最高でしたよね。『スウィート・サマー・サン』。
山田:最高でしたね、このコンサートね。
有賀:そうそう。
山田:僕は行ってないですけどね(笑)



BROWN SUGAR=THE ROLLING STONES
『SWEET SUMMER SUN』ライヴ音源

有賀:いやぁこれは良いライヴですよね。
山田:良いライヴでした、はい。最後はボビー・キーズが吹いている「ブラウン・シュガー」で終わって。
有賀:うん。で、結果次の年にね、日本に来て。まぁ最後。それがね。
山田:その後アナウンスもされてましたけど、結局参加出来なかった。
有賀:うん。それで日本の後ほかのアジア圏まわって、オーストラリアで始まるってときにアクシデントがあってツアーが延期になって、その冬の延期で仕切り直しのオーストラリアには参加してない訳ですよね。
山田:はい。
有賀:で、その年にお亡くなりになったんだよね。
山田:そう、その年ですかね。
有賀:だから日本公演を観れたのは本当良かったっていうか。この『スウィート・サマー・サン』、 ハイドパークが結果として最後のストーンズと共演のオフィシャル作品。
山田:オフィシャル記録ということですね。
有賀:そんな感じでどうでしょう。
山田:あっという間でしたね。有賀さん、最後に今度のストーンズツアーは参戦されますか?
有賀:最後のパリに。みんな行くって言ってるよ、やっぱりね。
山田:では是非パリをお楽しみください。
有賀:はい。
山田:はい、有賀幹夫さんでした。本日はありがとうございました。

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