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電動鉛筆削り機の逆襲 Revenge of the Electric Pencil Sharpeners
ダグラス・E. ワーグナー Douglas E. Wagner
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- 出版社
- Alfred
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- Grade
- 1
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- 演奏時間
- 2:00
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- 曲想/ジャンル
- ソロ・フィーチャー、ユーモア
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- 注文番号
- GYW00137203
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- 対象
- 小学校〜中学校(初級)
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- 用途
- コンサート
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- 演奏可能人数
- 10
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● グレードと教育的な目的について ●
グレード1の吹奏楽作品は、音域や使用できる音符、調などについて細かい制限がある。この曲もほぼそのルールにしたがって作られており、スネア・ドラムに時おり使用されている16分音符を除けば、使われているのは2分音符、4分音符、8分音符のみ。音の動きは順次進行中心で、臨時記号も一切使われていない。音域はすべての楽器で1オクターヴ以内。しかし教育用の作品だからこそ、生徒が意欲をもって取り組める中身が大切で、この曲は演奏する側も聴く側も楽しめるようにうまく工夫されている。小学校バンドにもおすすめ。
作曲者と作品について
ダグラス・E. ワーグナー(1952- )は30年に及ぶ高校の教員の経験を活かし、 教育的な作品を多く発表しているアメリカの作曲家。
風変わりなタイトルのこの作品は、「われわれの日常には、 便利なのに不当に無視されたり、 邪険に扱われているかわいそうな道具がある。 鉛筆削り機もそのひとつ。昨今はシャープペンシルが主流になったため、この機械の存在感はますます薄れてしまった。そこで、電動鉛筆削り機が一念発起。その存在をアピールするべく、楽器として音楽の演奏に参加……」というコンセプトの曲。ちゃんと電動鉛筆削り機のソロ・パートが用意されており、 のんびりとしたマーチ風の音楽の合間に、 担当の「ソリスト」がこの機械に(指定されたタイミングで)鉛筆を挿入し、「ガー」というノイズを発生させて、 バンドとの対話形式で音楽を進める、という趣向になっている。 最後には自由に音を切ったり、 伸ばしたりするカデンツァ風の場面もあり、 鉛筆削り機の設置場所も含めて、さまざまな演出が可能だ。 作曲者も提案しているが、 鉛筆削り機は音があまり大きくはないので、 数台あったほうがよいだろう。
指導のポイント
マーチ風の曲想なので、正確なテンポの保持と、同じ役割を担当する楽器同士の音の長さや形を揃えることを心がけたい。時おり挿入されるフェルマータの後に正しいテンポで音楽が再開できるように練習しておこう。
◆ 主要な楽器の最高音

編成についてのアドバイス
各楽器1パートずつで、打楽器はスネア・ドラム&バス・ドラム(ドラム・セットを使用すれば1名で演奏できる)と、可能であればティンパニを加えたい。「ソリスト」を除けば10名程度から演奏可能である。
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