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カルル・マリア・フォン・ウェーバー
Carl Maria von Weber

1786~1826 ドイツ人 古典後期~ロマン初期 作曲家 指揮者

ウェーバーはバロック後期から古典期に隆盛を極めたグルックやモーツァルトらによるイタリア・オペラに代わり、ドイツ語による"ドイツ国民主義のオペラ"を開拓した作曲家として重要な存在である。ウェーバーは父が音楽家で劇団の持ち主であり、地方巡業をしていたことと、母親が歌手であったため、早くから音楽の教育を受け、劇場の仕事に親しんでいた。ウェーバーが幼少の頃から音楽の才能を見せると、父は巡業の先々で息子を有名な音楽教師に師事させたが、ザルツブルクではミヒャエル・ハイドン(ハイドンの弟)に師事させ、ウェーバーは12歳で「6つのフーガ Op.1」(1798年)を書き、この作品は出版された。また1800年には14歳でオペラ「森の娘」を書き、上演された。その後、ウェーバーはプラハの歌劇場の指揮者を経て、17年にドレスデン宮廷歌劇場の監督に就任し、21年に有名な「魔弾の射手」を完成させ、ベルリンの初演で大成功を収めた。「魔弾の射手」は、ドイツ語の台本によるゲルマン民族の風土である森林を背景にした狩人の物語であり、ウェーバーはドイツ国民主義の作品を開拓して後のドイツの楽劇の発展に大きな影響を与えた。彼はその他に「オベロン」など約9曲のオペラを書いているが、管弦楽曲も残しており、ピアノ曲では「ピアノ協奏曲 Op.11」や「舞踏への勧誘」が有名である。


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