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作詞少女~詞をなめてた私が知った8つの技術と勇気の話~

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特別掲載

作詞少女 番外編~カリフォルニアの道端にて~

作詞少女 番外編~はじめての詞先作詞~

作詞少女 番外編~作詞のプロになる方法~

★更新情報:2022/04/04:特別掲載!『作詞少女 番外編~作詞のプロになる方法~』(2022年4月 書き下ろし)

★更新情報:2019/11/12:特別掲載!『作詞少女 番外編~はじめての詞先作詞~』(2019年 COMITIA129 頒布)

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作詞体験動画

◆ プロローグ

「作詞って……私が?」
「うん、うちの軽音部でオリジナル曲作ってるんだけど、作曲はまぁいいんだけど歌詞が全然でさぁ……お願いゆっぴ!」
「ええ!? 無理よ尚子(なおこ)! 作詞なんて無理無理! やったことないもの!」

——来た。ついに来たわ。私の才能に気づく人が、ようやく現れたのね。

昼休みの図書室。ゆっぴこと私、江戸川悠(えどがわ・ゆう)のもとを訪ねてきたのは、軽音部でギタリストをやっている友達、佐々木尚子。そんな彼女が私に相談してきたのは、『作詞の依頼』だった。

「だってほら、ゆっぴって読書家だし頭良いし、そういうの得意でしょ? ……私ってほら、音楽ばっかりやってるから語彙力とか全然なんだぁ」

実に正しい判断だわ尚子。まぁこの子が何をもって私のことを頭が良いとか読書家とか言ってるのかについては、ちょっとした誤解があるんだけど。というか、固定観念?

たしかに私は、メガネとロングヘアーと学級委員と読書家の4点セットでいかにも頭が良さそうなイメージがあるのかもしれないけど、実際の私は別にそういうのではない。なんていうか、”ただ普通に真面目“っていうのが私。メガネはゲームのやりすぎで目が悪くなっただけだし、学級委員っていうのもほかに立候補もなかったから、じゃあやりますって感じだったし、江戸川って名字だからって江戸川乱歩や推理小説が好きってわけでもないし殺人事件にやたら出くわすっていうわけでもない。……読書家って印象はきっと、普段よく読んでるラノベとかのことかしら。あ、でも待って。ラノベってひと口に言ってもいろいろあるのよ? 世間じゃなんだかラノベ=浅いみたいな空気もちょっとあるけど、それについてはちゃんと読んでから言ってよねって感じだわ。そうよ。最近のラノベはすごいんだから。

それにしても、なんだか感慨深いわ。いよいよ私の出番なのね。私くらい作詞に向いてる人はたしかにこの学校ではほかにいない気がするわ(根拠はないけど)。うふ、ちょっと意識的に賢そうに見える振る舞いをしていたのが、ここにきてついに実を結んだのね。熱い展開だわ。私のイマジネーションは今まさに爆発寸前。思わず一筆したためてしまいそう。日々の感動を綴っている私の心の詩集『ココロノート』が火を吹くときが、どうやら来たようね。

「やっぱ迷惑だよねゆっぴ。……ごめんね、ほか当た——」
「仕方ないわね。あんまり期待しないでね?」
「え、やってくれるの?」
「ええ、困ってるなら仕方ないわ」
「ホント? よかった~! じゃあ、あとで曲渡すね!」

期待しないでね、なんて言ったけど、うふふ。楽しみにしておきなさい尚子。私のとっておきの作詞を、お見舞いしちゃうんだから!

◆ 商品概要

作詞少女~詞をなめてた私が知った8つの技術と勇気の話~

主人公は、高校二年生の"江戸川悠(えどがわ・ゆう)"。
一見ちょっと賢そうだけど、じつは……な女の子。
「本が好き」という理由だけで、友人の"尚子(なおこ)"からバンドでやる曲の作詞を頼まれたのだが、やはりそんなに簡単なはずはなく——。

この本は、小説を読むうちに作詞が学べる「作詞入門ライトノベル」です。
ちょっとしたキッカケから音楽の世界に足を踏み入れた悠といっしょに、作詞の方法を学んでいきましょう。
歌詞を作るための考え方や順番、そしてテクニックはもちろん、初心者が悩みがちだったりつまづきやすかったりするポイントも紹介していきます。
さらにテクニックの先にあるものは何か——、
本書では、作詞や創作をする上で本当に大切なものにも触れていきます。

    [目次]

  • 第1話  詩文と私
    第2話  作詞とはどういう技術なのかという話
    第3話  歌詞のフォーマットの話
    第4話  資料読みの話
    第5話  字数と語彙力の話
    第6話  自分らしさの話
    第7話  歌い心地とナンセンスの話
    第8話  作詞の全行程の話
    第9話  私が知りたくなかった作詞の話

  • 第10話  江戸川悠の話
    第11話  一番大事な作詞の話
    第12話  伊佐坂詩文の話
    第13話  共感する歌詞の正体の話
    第14話  音楽という呪術の話
    第15話  テーマの作り方の話
    第16話  周りの目と羞恥心の話
    最終話  相対価値と絶対価値の話

定価:1,760円(10%税込)

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◆ 著者&イラストレーター紹介

音楽制作会社で作曲のノウハウを学び、その後フリーランスとして作曲を始め、本名名義でアニメ楽曲やゲームBGMを多数手がける。その後2014年からは自らの適性を文字に見出し、ペンネームを仰木日向と改め、サンリオ『SHOW BY ROCK!!』や『ガールフレンド(仮)』、『私立グリモワール魔法学園』、その他声優やアニメ作品の作詞を手がけつつ、ライトノベル『スーパーヒロイン学園』シリーズ(ぽにきゃんBOOKS)の小説執筆、時おり作曲もしながら、ゲームやアイドルプロジェクトの音楽プロデュースなども行っている。また、DTMの4コマ漫画『できるかなってDTM』を執筆する同人作家でもある。

仰木日向
(おうぎ・ひなた)

漫画家、イラストレーター。
YouTubeに投稿している自主制作アニメ「女子高生エフェクターを買いに行く!!」シリーズでは、島村楽器やエフェクターブランドBOSSとのコラボも果たす。
また、『月刊コミックフラッパー』(KADOKAWA)で漫画「まことディストーション」、『ベース・マガジン』(リットーミュージック)で4コマ漫画「よんてい」を連載するほか、同社のフリーペーパー『軽音マガジン』では表紙を担当した。著書に『スライディングV 女子高生バンドを始める!!』『まことディストーション①』(ともにKADOKAWA)がある。

まつだひかり


◆ 作詞体験

『作詞少女』で登場する曲「Everybody Loves The Band!!」(ざ☆ぐっどたいみんぐ)に自分で詞を書いてみよう。
書いた歌詞は自分で歌って録音したりボカロなどで歌わせたりと自由にいじってオーケー。
歌詞がつけられたらどんどん公開してみよう。
「Everybody Loves The Band!!」の曲の説明や、利用方法、歌詞のつけ方などは、「作詞体験動画」をチェック!

※曲の著作権は仰木日向にあります。公開する場合は、「作曲:仰木日向」と記載をお願い致します。

「Everybody Loves The Band!!」
作曲:仰木日向 演奏:ざ☆ぐっどたいみんぐ

【 カラオケ版 】 ダウンロード

【 ガイドメロディ版 】 ダウンロード

◆ Special Contents

★ 特別掲載! ★

作詞少女 番外編~作詞のプロになる方法~』(2022年4月 書き下ろし)

★ 特別掲載! ★

作詞少女 番外編~はじめての詞先作詞~』(2019年 COMITIA129 頒布)

★ 特別掲載! ★

作詞少女 番外編~カルフォルニアの道端にて~』(2018年 COMITIA125 頒布)

★ イベント開催決定 ★

※こちらのイベントは終了しました

書泉ブックタワー(秋葉原)で 12/19(火)19:00 ~ イベントを開催します。
https://www.shosen.co.jp/event/65665/
※詳しくは店舗へお問い合わせください。

★ 特製グッズプレゼント!! ★

※こちらのイベントは終了しました

島村楽器でご購入いただいた方に、
作中で悠が使っている「ココロノート」を進呈!
https://www.shimamura.co.jp/p/campaign/composergirl/index.html
※詳しくは店鋪にお問い合わせください。

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